映画『パラサイト』のチャパグリ作ってみた
引用元: 映画公式サイトTOPページ
外出規制が出る前に最後に映画館に観に行った、パラサイト。
韓国映画で外国映画で初のアカデミー賞の作品賞を取って大いに盛り上がったのは記憶に新しいですね。
そのなかでも名場面の一つ、金持ち一家がキャンプ先から急遽帰ってくる中、留守の家でどんちゃん騒ぎしていた家政婦のお母さんが大慌てで作る料理「チャパグリ」が妙にシズルんですよね。
チャパグリ(짜파구리)は、2つの即席麺を混ぜ合わせた創作料理です。
짜파게티 チャパゲッティ ⇒ ジャージャー麺です
너구리 ノグリ ⇒ 韓国ちゃんぽん麺です
引用元: ノンシン公式ブログ
この2つの商品の文字をとって、チャパとグリでチャパグリ。実際の発音はチャッパグリに近いかもです。
草彅剛がYouTubeでつくってみた動画をあげてましたが、ネット上にもいくつかツクレポ記事を発見。
ただ、チャパゲッティもノグリも韓国食材屋さんに行かないとなかなか無いと思うのですが、私は今回、類似品でも作れるってことをレポートしようと思います。
要は、ジャージャー麺とチャンポン麺を茹でて湯切りして牛肉と炒めるだけ!笑
今回、近所の肉のハナマサでこちらの商品を揃えまさした。
上の方の、맛짬뽕がノグリにあたるチャンポン麺
下の方、짜왕がチャパゲッティにあたるジャージャー麺です。
こちらのほうが割と日本に流通してるのではないかと思います。チャッパグリ作りたいけど食材が、と思ってる方はこちらでも是非試してみて下さい。
ここからは、超簡単レシピ!
ふたつの麺を袋から出して、かやくと一緒に、多めのお湯で4分半ゆでます。袋には5分とありますが、そのあと炒めるのでそれも加味して4分半に。かやくを入れ忘れずに。
麺茹でてる間、牛肉を炒めます。あとで2人前の麺が入ることを想定して大きめのフライパンで。牛肉は特に塩胡椒は振りませんでしたが、柔らかく炒めるために料理酒少しいれました。
肉炒めながら、隣の鍋の麺をほぐすことも忘れずに。
4分半茹で上がったら、大さじ2-3杯のゆで汁(これしないと水分無さすぎて混ぜづらいです)を肉のフライパンに入れつつ、麺を湯切りし、フライパンにあけます。
即席麺についてくる粉末スープと油を全部入れて丁寧に混ぜます。すごい色なので服に跳ねると落としにくいかも。
お皿に盛り付けて、薬味のネギや炒りごまなどをのせて完成!
味の感想・・・
予想以上に美味しくてびっくり!いいですね、このジャンキー感w
韓国ジャージャー麺は、私には甘すぎるのであまり普段食べないですが、チャンポン麺の辛さと上手くマッチして、牛肉の旨味も相まって、美味です。
炭水化物と油と肉の罪悪感を減らすために、付け合わせにキムチとかと一緒にたべ、野菜も取るのもいいかもです。ビールとの相性も最高!
最後に・・・
最近映画とかでプロダクトプレイスメントでワザとらしく商品紹介しすぎて、作品自体がCM化しているということが韓国で問題になっていました。ワザとらしさや、ストーリーのなかでのその商品の必然性の無さみたいなものがマーケティング臭をプンプンさせて視聴者をうんざりさせてしまうということもあるとは思いますが、今回のチャパグリをつくって思ったのは、既存の製品そのままではなく、そこに見てる人が思わず試してみたくなるような「ひと工夫」や裏ワザメニューみたいな要素があったりするだけで大分違うのではないかなと、思いました。そういう意味だと、ほんだしとかマヨネーズのCMとかでやってる活用法提案みたいな内容とはマッチするかもしれませんね。